弊社レンタル機材 エレクトロボイスFM-12C
リペアしました。
オリジナルで視聴しましたが・・。コンパクトサイズながら12インチ同軸搭載で
なかなか押出感もあり、素直なサウンドでうまくまとまったスピーカーだと思います。
狭いステージの転がしや、アコースティックライブの転がし兼メインには持ってこいです。
貸出機材として実用可能か検証していきます!
まずグリルを外し、スピーカーユニットの確認。
実用範囲かと思いますが。コーン紙に劣化が見られますので。
ユニット交換します。
12インチPA用の同軸ユニット・・・。あるのかな。なかなか見ません!
ピュアオーディオ用ならすんごい高いやつ(ア〇テックとかTA〇NOYとか・・・)
ありそう。そんなのは使えません。探します。
・・・ありました!
PA用です!
あるんですね。
高域ドライバー装着しました。
ネットワークは付属しないので、もともと着いていたもの使います。
マニアックな話ですが。クロスポイントも大事です。特に高域ドライバーは
これ以上の周波数で使ってくださいってあります。それ以下の周波数帯突っ込んで
無理させるとすぐ鉄くずになります。人もキャパオーバーで働き続けると、ダメなりますよね。
それと一緒です??
キャパの少ない頭で数値計算しました。答えがあっていれば大丈夫です!
検算しても答えは変わらず・・。大丈夫でしょう。
クロスオーバーのパーツ試験。コンデンサーの抜けがないか、簡易チェック。
ネットワーク装着しまして。スピーカーユニットの装着です。
ピッタリです!
いえ・・。スピーカーユニットもお高いですから。
事前に仕様書で詳細確認しております。
グリルを装着して完了です。
このスピーカー2台ありまして。2台ともリペアしております。
最後に視聴しまして。
え。PA用のユニットなのに。いいです。
さすがアメリカのスピーカー専業メーカーです。メリハリのあるタイトな音で、私の
好みです。こなれてきたらもっと良くなるんでしょうね。
エレクトロボイスFM-12Cのリペアでした。
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